ふざけ過ぎて永久追放に!『新春かくし芸大会』で苦情殺到だった「ワンナイ」について
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ふざけ過ぎて永久追放に!『新春かくし芸大会』で苦情殺到だった「ワンナイ」
月を迎え、気づけば今年も残りあと3ヶ月と少し。芸能界的には、激動過ぎるくらい激動の1年だった2016年も、やっと終盤へと差し掛かりました。ここからしばらくして12月に入ると、テレビ的には年末の特番が連日放送されるようになり、大晦日の『紅白』と『笑ってはいけない』が終われば、もう次の年。今年はどんな年になるのか……と、『ゆく年くる年』で想いをはせるのが毎年のフォーマットになっている、という人も多いことでしょう。
さて、初日の出を拝み、おせちを食べながらダラダラ過ごしているうちに、気付けば夜。静けさに包まれた元日の晩には、家であの番組を見るに限ります。そう、フジテレビの『新春かくし芸大会』です。
■元日の定番番組だった『新春かくし芸大会』
1964年から2010年にかけて、46年の永きに渡って放送されてきた同番組は、『爆笑ヒットパレード』と並ぶフジテレビが誇るお正月の風物詩でした。
人気タレントたちが忙しい合間を縫って習得した一芸が果たして成功するのか、そして、ミスターかくし芸・まちゃあきこと堺正章は今年はどんなことに挑戦するのか…。毎年ハラハラ・ドキドキしながら見ていたものです。
■ビートたけしや松本人志もやっていた「ふざけ芸」
そんな真剣勝負の場に相応しくないふざけた隠し芸が披露されたのは、2002年のこと。それ以前にも、90年代にビートたけしやダウンタウンの松本人志が不真面目な演目をやっては、お茶の間から非難を浴びていたものの、それは一つの「ギャグ」として、大目に見られていました。
しかし、この企画に関しては「芸人恩赦」は発動せず。視聴者だけでなく、スタジオからも大ブーイングを浴びていました。
■ワンナイチームが演じた「アイスウォーターボーイズ」
悪名高き演目の演じ手となったのは、当時放送されていた深夜番組『ワンナイR&R』の出演者で構成されたチーム。
雨上がり決死隊やDonDokoDon、ガレッジセールなどが中心となり、その前年にスマッシュヒットした映画『ウォーターボーイズ』を参考に、「アイスウォーターボーイズ」というネタを編み出します。
これは氷の貼る真冬のプールでシンクロナイズドスイミングを披露するという、いかにも芸人らしい体を張った企画であり、猛練習に励むメンバーのVTRを流すなどして視聴者の期待感を煽っていました。
■プールにすら入らず…。ワンナイチームに批判が殺到する事態に
ところがいざ本番になると、あまりの寒さから雪の積もったプールサイドを水着姿で走ったり、足の指だけ水につけて「冷たっ!」という仕草をするばかりで、一切演技を披露することなく終了。期待を裏切るお粗末過ぎる内容にスタジオは唖然となります。
当然、ワンナイチームは司会の笑福亭鶴瓶や堺正章から問い詰められたのですが、その際、宮迫は「あんなん、寒すぎて入れませんよ!」などと反論。どう考えてもスタッフもグルの確信犯なのに……。白々しい空気がスタジオを包んでいたのはいうまでもありません。
その後、2004年に「アイスウォーターボーイズリベンジ」と題し、またしても本番でプールにすら入らないという確信犯的なふざけ芸を披露し、『新春かくし芸大会』から永久追放処分を受けたワンナイチーム。
王貞治氏を侮辱し、スポンサー降板の大問題に発展した『王シュレット事件』を引き起こすなど、問題の多かった同番組の悪ノリっぷりを象徴するエピソードといえるでしょう。
(こじへい)
2016年09月19日
笑えるコピペ『神と人間の狭間(はざま)に居る者』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/5028983.html
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