「ママ友関係」「友人関係」「SNS」　最も女性のストレスが少ない都道府県は？について

同ランキングは、東邦大学名誉教授で脳生理学者の有田秀穂氏の監修のもと、全国の20～69歳の女性約7万人を対象に2016年2月26日～29日にストレス指数チェックを実施し、都道府県別にデータを集計した

女性のストレスオフ都道府県　トップ10

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　鳥取県はストレスオフ指数（数値が高いほどストレスが少ない）が57.1で、メディプラス研究所が掲げた主なストレス要因の全54項目中、41項目に「当てはまらない」と回答した。中でも、「ママ友関係」「友人関係」「SNS」など対人関係において、他の都道府県と比べ友好的な傾向が見られる。

　鳥取県が低ストレスである理由として、面積に対して人口密度が低く競争が少ないことや、豊かな自然環境、整備された育児環境などが考えられる。睡眠時間の満足度、肌の健康状態、お金や時間の自由度などに関しても全国平均よりイライラ度が低かった。

　ストレスオフランキングの2位は「和歌山県」（ストレスオフ指数は44.8）、3位は「岐阜県」（同32.5）、4位は「愛媛県」（同31.7）、5位は「滋賀県」（同27.4）と続いた。「大阪府」（同17.7）は10位、「愛知県」（同7.3）は14位、「東京都」（同5.0）は17位だった

最もストレスが大きいのは「福島県」（ストレスオフ指数は－85.4）、次いで「沖縄県」（同－75.8）、「富山県」（同－64.4）となった。

　ストレスが少ないというと気候的には温暖な地域のイメージが強いが、女性が住みやすい地域の特徴は自然環境要因より社会的環境要因の影響が大きいと見られる。
有田先生は、社会や職場において人間関係などのストレスが少ないことに加え、ストレスを受け流す「グルーミング環境」に注目している。
ここで言うグルーミングとは、家族や友人など親しい人とのスキンシップ（手をつなぐ、寄り添う、触れあう、楽しいおしゃべり等）を指す。

女性のストレスオフ都道府県　全ランキング

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2016/4/7